BC1355頃(テーベ・王家の墓出土)
金・貴石・ガラス・ファイアンス
54×39.3㎝ エジプト考古学博物館(カイロ)
ツタンカーメンは、第18王朝(紀元前14世紀)の王。
1922年、王家の谷にある墓で、黄金のマスク他多くの副葬品が、ほぼ完全な形で発見されました。
死亡推定年齢18~19歳。
病死と言われていますが、他殺説もあります。
4級 過去問/Q.2
人間の頭部とライオンの身体を持つスフィンクスは、ファラオ(王)あるいは神を守護する存在。
全長73.5m、高20m、幅19m で、一枚岩からの彫り出しとしては世界最大の像です。
メソポタミアやギリシャ神話にも登場し、翼を持った姿や上半身が女性の形であらわされることもあります。
4級 過去問/Q.3
アテネのアクロポリスに立つパルテノン神殿。
床面31x69.5m 46本の大理石造りです。
この神殿のすごいところは、直線がひとつも使われていないこと!
床の中央部は少し高く、柱の中心もわずかに膨らんでいます。
どこもかしこも微妙に曲線を描いていて、それがむしろ人の目に錯覚をおこさせ、本当の直線より美しくえるよう計算されていると…
当時最高の彫刻家といわれたペイディアス指導のもと建設されています。
他の答えも参考までに!
アンコール・ワット寺院の北にある城砦都市遺跡(カンボジア)
4級 過去問/Q.4
紀元前2世紀末 バロス大理石
H202㎝ ルーブル美術館(パリ)
《ミロのヴィーナス》ですね。
1820年にエーゲ海の小さな島、ミロ(ミロス)島で発見された、ギリシアの愛と美の女神アフロディテ(ヴィーナス)。
右足に重心をかけて軽く身体をひねった動きを持つポーズは、ヘレニズム期(ギリシアから各地に広まったギリシア風文化)の彫刻の特徴です。
紀元前7世紀頃、男性のヌード像が登場。3世紀ほど遅れて女性の像が登場しました。
島の場所や、他の答えの位置もよくわからず 調べました。^^
《ミロのヴィーナス》がルーブルから出張したのはたった一度だけ!
1964年の日本です。初めての東京オリンピックの年でした。
4級 過去問/Q.5
コロセウム(コロッセオ)は、紀元前80年頃に完成したローマの円形闘技場です。
約5万人を収容したという4階建てで、外観は様式の違う3層の円柱と装飾です。
1F ドーリア式
2F イオニア式
3F コリント式
上から順に
ドーリア式
イオニア式
コリント式
2Fと3Fの柱をうっすら確認できるでしょうか?👆
他の答えの建築も参考に!
カトリック教会の総本山
【参考図書】
知る、わかる、みえる 美術検定4級問題[入門編 introduction] 美術検定実行委員会編 株式会社美術出版社
改訂版 西洋・日本美術史の基本 美術検定1・2・3級公式テキスト 美術検定実行委員会編 株式会社美術出版社 2019
続 西洋・日本美術史の基本 美術検定実行委員会編 株式会社美術出版社 2018
増補新装 カラー版 西洋美術史 高階秀爾監修 株式会社美術出版社 2021