美術検定対策 4級 西洋美術 Q.35・36(ロココ美術・新古典主義)

Q.35
スペインの画家ゴヤが描いた裸婦画の作品名は?

①《オランピア》
②《鏡を見るヴィーナス》
③《グランド・オダリスク》
④《裸のマハ》
出典:美術検定実行委員会・編『美術検定4級問題集-アートを楽しむ』 (株)美術出版社 2019  p.70
裸のマハ ゴヤ

フランシスコ・デ・ゴヤ
1797-1800年頃 油彩・キャンヴァス
98×191㎝ プラド美術館(マドリード)

答え ④《裸のマハ》

描いたのは、フランシスコ・デ・ゴヤ(1746-1828)

ゴヤ

《フランシスコ・ゴヤの肖像画》
ヴィセンテ・ロペス・ゴ・ポルタ―ニャ画
1826年 油彩
93×75㎝ プラド美術館

43歳で新王カルロス4世の宮廷画家となり、ようやくスペイン最高の画家として地位を得ます。

しかし46歳の時、不治の病で聴力を失い……

ゴヤの代表作と言われる作品は、聴力を失った後の、後半生に描かれたものです!

そしてこの《裸のマハ》は、厳格なカトリック教国であったスペインでは、大問題の作品となり、プラド美術館の地下に100年もしまわれていた作品です。

《裸のマハ》についてはこちらでも👇

他の作品を古い順に!

《鏡を見るヴィーナス》
ベラスケス 鏡を見るヴィーナス

ディエゴ・ベラスケス
1647-51年頃 油彩
122×177㎝ ナショナルギャラリー(ロンドン)

《グランド・オダリスク》
アングル グランド・オダリスク

ドミニク・アングル
1814年 油彩
91×162㎝ 
ルーブル美術館(パリ)

《オランピア》

エドゥアール・マネ
1863年 油彩・キャンヴァス
130×190㎝ オルセー美術館(パリ)

Q.36
この絵を描いた画家はどこの国の人
① イタリア
② イギリス
③ フランス
④ オランダ
出典:美術検定実行委員会・編『美術検定4級問題集-アートを楽しむ』 (株)美術出版社 2019  p.70

《マラーの死》
ジャック=ルイ・ダヴィッド 

1793年 
油彩・キャンパス
165x128㎝
ベルギー王立美術館(ブリュッセル)

答え ③ フランス

ジャック=ルイ・ダヴィッド(1748-1825)は、18世紀末からフランスに現れた新古典主義を主導した画家。

ジャック=ルイ・ダヴィッド

《自画像》
1794年 油彩。キャンヴァス
81×64㎝ ルーブル美術館(パリ)

《マラーの死》は、フランス革命の指導者ジャン=ポール・マラーが、浴槽で暗殺された事件を題材としたもの。

ダヴィッドはマラーを革命の英雄として称え、救い主キリストのように描きました。

ダヴィッドというと、こちらの作品の方がよく知られていますね!

ダヴィッド サン=ベルナール峠を超えるボナバルト

《サン=ベルナール峠を超えるボナパルト》
1801年 油彩・キャンヴァス
260×221㎝ マルメゾン城国立博物館

ダヴィッド ナポレオンの戴冠式

《ナポレオンの戴冠式》
1805-1807年 油彩・キャンヴァス
621×979㎝ ルーブル美術館(パリ)

【参考図書】
知る、わかる、みえる 美術検定4級問題[入門編 introduction]  美術検定実行委員会編  株式会社美術出版社
改訂版 西洋・日本美術史の基本 美術検定1・2・3級公式テキスト 美術検定実行委員会編  株式会社美術出版社  2019
続 西洋・日本美術史の基本  美術検定実行委員会編 株式会社美術出版社  2018
増補新装 カラー版 西洋美術史  高階秀爾監修 株式会社美術出版社  2021
この絵、誰の絵? 100の名作で西洋・日本美術入門  佐藤晃子著 株式会社美術出版社  2019
芸術教養シリーズ6 盛期ルネサンスから十九世紀末まで 西洋の芸術史 造形篇II  水野千依編  株式会社幻冬舎  2013