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アルブレヒト・デューラー(1471-1528)、晩年の代表作です。

1526年 油彩・板
左図212.8×76.2㎝ 右図212.4×76.3㎝
アルテ・ピナコテーク(ミュンヘン)
この4人の聖人は左から、ヨハネ・ペトロ・マルコ・パウロ。
当時 人間は4つの気質(四体液質)に分類されるという考えがあり、
ヨハネは 活発で外交的な多血質 赤
ペトロは 落ち着いた粘液質 青
マルコは 情熱的な胆汁質 黒
パウロは まじめな憂鬱質 白
というように描き分けています。
「四気質」も調べると面白そうですね…
他の作品は

1512~1516年頃 油彩・板
全図376×688㎝ ウンターレインデン美術館(コルマール)

1490-1500年 油彩・板
205.5×385㎝(額縁含む) プラド美術館(マドリード)

1523年頃
油彩・板
43×33㎝
ルーブル美術館(パリ)
ホルバインは、アナモルフォーシス(角度を変えることで正常に見える技法)を使う画家として知られています。
この作品みたことありますよね!
《大使たち》

この足元の斜めのもの 👆
右へ移動しながら鋭角にみると…… 髑髏 ドクロ!!

1523年頃
油彩・板
43×33㎝
ルーブル美術館(パリ)
凄いですよねー
何の問題を解いていたのか忘れましたねー💦

《聖母の死》
1601~1605/06年
油彩・キャンヴァス
369x245㎝
ルーブル美術館(パリ)
「聖母マリアの死」という特別で象徴的な場面を、カラヴァッジョ(1571-1610)は極めて現実的な死の場面として描きました。
だらりと垂れ下がった左手…
むき出しの足…
簡素なベッド…
そのリアルな迫力が人々に恐怖を与えるとして、依頼主の聖堂から受け取りを拒否されています。
人物を闇の中から浮かび上がらせる光の劇的な効果は、カラヴァッジョの得意とするところ。のちに「光の魔術師」と呼ばれるレンブラントや、「夜の画家」と呼ばれるラ・トゥールらへ、大きな影響を与えています。
本名は、ミケランジェロ・メリジ・ダ・カラヴァッジョ。
あの彫刻家、ミケランジェロと同じ名前だったんですねー。しかしあまりにも偉大な名前だったので、カラヴァッジョ(住んでいた町の名前)の方で定着したようです。
【参考図書】
知る、わかる、みえる 美術検定4級問題[入門編 introduction] 美術検定実行委員会編 株式会社美術出版社
改訂版 西洋・日本美術史の基本 美術検定1・2・3級公式テキスト 美術検定実行委員会編 株式会社美術出版社 2019
続 西洋・日本美術史の基本 美術検定実行委員会編 株式会社美術出版社 2018
増補新装 カラー版 西洋美術史 高階秀爾監修 株式会社美術出版社 2021
絵でわかるアートのコトバ 美術検定実行委員会編 株式会社美術出版社 2011
この絵、誰の絵? 100の名作で西洋・日本美術入門 佐藤晃子著 株式会社美術出版社 2019
366日の西洋美術 (366日の教養シリーズ) 瀧澤秀保監修 株式会社三才ブックス 2019