美術検定対策 4級 西洋美術 Q.23・24(北方ルネサンス美術)

Q.23
下図の作者は
① デューラー
② ホルバイン
③ ブリューゲル
④ ボス
出典:美術検定実行委員会・編『美術検定4級問題集-アートを楽しむ』 (株)美術出版社 2019  p.64
ブリューゲル 雪中の狩人

《雪中の狩人》
1565年 油彩
・板
116.5x162㎝ ウィーン美術史美術館

答え ③ ピーテル・ブリューゲル

16世紀のネーデルラントを代表する画家。
一つ前の問題に出てきた《イカロスの墜落》と同じ作家ですね!

背中を丸めて歩く狩人と猟犬…
雪と氷に覆われた村の家々…
氷上でスケートやカーリングを楽しむ人々…

宗教画が主流の時代に、ブリューゲルは庶民の暮らし自然を描きました。

他、代表作としては

ブリューゲル 農民の婚宴

《農民の婚宴》
1568年頃 油彩・板
114×164㎝ ウィーン美術史美術館

ブリューゲル 農民の踊り

《農民の踊り》
1568年頃 油彩・板
114×164㎝ ウィーン美術史美術館

聖書を主題とした作品といえば、こちらが有名です。

ブリューゲル バベルの塔 1563年

《バベルの塔》
1563年頃 
油彩・板
114×155㎝
ウィーン美術史美術館

ブリューゲル バベルの塔

《バベルの塔》
1568年 油彩・板
60×74.5㎝ 
ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館(オランダ)

信じられない超絶技巧で、これも時間を忘れて見入ってしまう品です。

ピーテル・ブリューゲルという同じ名前の長男も、次男のヤンも、ともに高名な画家となっています♪

Q.24
ルネサンス期に活躍したデューラーはどこの国の人
① オランダ
② フランス
③ スペイン
④ ドイツ
出典:美術検定実行委員会・編『美術検定4級問題集-アートを楽しむ』 (株)美術出版社 2019  p.64
デューラー 自画像

デューラー《自画像》
1500年 油彩・板 
67x49㎝
アルテ・ピナコテーク(ミュンヘン)

答え ④ ドイツ

ドイツにルネサンスをもたらしたアルブレヒト・デューラー✨

北方絵画の写実描写と、イタリア旅行で学んだルネサンスの芸術理論とを融合し、ヨーロッパ中で高く評価された作家です。

油絵に合わせて版画も多数制作。その版画の技術もかなりだったようです。

人気が高かったため贋作も数多く出回り、それもあって、サインとしてモノグラム(2つ以上の文字を組み合わせた記号)を、初めて使った作家でした!

デューラー サイン

アルブレヒト・デューラーの「A」「D」
おしゃれなサインですね♪

当時、肖像画横か斜めから描くものでした。真正面というのは、のような聖なる存在か、君主くらいです。

自らをキリストになぞらえ、正面を見据えた28歳のデューラー、画家としての自信と、強い決意のようなものを感じますね!

[参考図書]
美術検定実行委員会・編 『改訂版 西洋・日本美術史の基本』 (株)美術出版社 2019
美術検定実行委員会・編 『続 西洋・日本美術史の基本』 (株)美術出版社 2018
美術検定実行委員会・編 『絵でわかるアートのコトバ』 (株)美術出版社 2011
佐藤晃子著 『この絵、誰の絵?100の名作で西洋・日本美術入門』 (株)美術出版社 2019
高階秀爾・監修 『西洋美術史』 (株)美術出版社 2021