美術検定対策 4級 西洋美術 Q.13・14(盛期ルネサンス美術)

Q.13
次の作品のうち、レオナルド・ダ・ヴィンチ作でないものは?
①《最後の審判》
②《岩窟の聖母》
③《モナ・リザ》
④《聖アンナと聖母子》
出典:美術検定実行委員会・編『美術検定4級問題集-アートを楽しむ』 (株)美術出版社 2019  p.58
答え ①《最後の審判》
ミケランジェロ 最後の審判

ミケランジェロ・ブオナローティ
1536年-1541年 フレスコ
1370×1200㎝ システィーナ礼拝堂(バチカン)

《最後の審判》だけは、ミケランジェロ(1475-1564)です。
システィーナ礼拝堂の壁画ですね。

それ以外はすべて、レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)の作品です。


ミケランジェロ
とともに、ルネサンスを代表するレオナルドは、絵画、彫刻、建築、自然科学、哲学など、あらゆる分野で革新的な研究を残した「万能の人」

「ダ・ヴィンチ」とはヴィンチ村出身という意味です。

他の作品も確認しておきます♪

《岩窟の聖母》
レオナルド・ダ・ヴィンチ 岩窟の聖母

1483年-1486年
油彩・板(19世紀にキャンバスへと移植)
199×122㎝ 
ルーブル美術館(パリ)

《モナ・リザ》
レオナルド・ダ・ヴィンチ モナ・リザ

1503年-1505年
油彩・板 
77×53㎝
ルーブル美術館(パリ)

《聖アンナと聖母子》
レオナルド・ダ・ヴィンチ 聖アンナと聖母子

1508年頃
油彩・板
168×112㎝ 
ルーブル美術館(パリ)

Q.14
このイタリア・ルネサンスの巨匠の自画像は誰?
① ラファエロ
② レオナルド・ダ・ヴィンチ
③ ボッティチェリ
④ ミケランジェロ
出典:美術検定実行委員会・『美術検定4級問題集-アートを楽しむ』 (株)美術出版社 2019  p.60
レオナルド・ダ・ヴィンチ

1490/1515-1516年頃
赤チョーク・紙
33.3x21.3㎝ 
トリノ王立図書館(トリノ)

答え ② レオナルド・ダ・ヴィンチ


以前、ミケランジェロとの素描を比較した展覧会を観ました。

パッと見ただけでは区別しにくい二人の素描も、近くに寄ると斜線の向きではっきりします。

左利きのレオナルドは、左上から右下に向かってのハッチング(平行な線の描き込み)が特徴的です。

下の作品でもよくわかりますね♪

少女の頭部

《少女の頭部》

1483-1485年
18.1×15.9㎝
シルバーポイント
トリノ王立図書館(トリノ)

こちら
右利きのミケランジェロは、右上から左下へ
さらに斜線を交差させたり。👇

ミケランジェロ レダと白鳥

《レダと白鳥》

1530年
カーサ・プオナローティ

他の巨匠の自画像も参考までに♪

ラファエロ・サンティ(1483-1520)
ラファエロ 自画像

1506年頃の自画像
テンペラ・板
47.3×34.8㎝
ウフィツィ美術館(イタリア)

サンドロ・ボッティチェリ(1445-1510)
ボッティチェリ 自画像

《東方三博士の礼拝》に書き込まれた自画像

ボッティチェリ 東方三博士の礼拝

《東方三博士の礼拝》
1475-1476年 111×134㎝
ウフィツィ美術館(フィレンツェ)

右端にいますね♪

ミケランジェロ・ブオナローティ(1473-1564)
ミケランジェロ 自画像

《最後の審判》に書き込まれた自画像

中央あたり、キリストに右下に!

【参考図書】
知る、わかる、みえる 美術検定4級問題[入門編 introduction]  美術検定実行委員会編  株式会社美術出版社
改訂版 西洋・日本美術史の基本 美術検定1・2・3級公式テキスト 美術検定実行委員会編  株式会社美術出版社  2019
続 西洋・日本美術史の基本  美術検定実行委員会編 株式会社美術出版社  2018
増補新装 カラー版 西洋美術史  高階秀爾監修 株式会社美術出版社  2021
366日の西洋美術 (366日の教養シリーズ)  瀧澤秀保監修  株式会社三才ブックス  2019