《着衣のマハ》と《裸のマハ》/ゴヤ

《着衣のマハ》 

着衣のマハ ゴヤ

油彩・キャンヴァス
97x190㎝ 1978-1803年頃
プラド美術館

《着衣のマハ》 

《裸のマハ》 

裸のマハ ゴヤ

油彩・キャンヴァス
97x190㎝ 1797-1800年頃
プラド美術館

この2つの作品は、スペインのカルロス4世の宰相を務めたゴドイの邸宅に飾られていたもの。1808年ナポレオンがスペインに侵攻してゴドイが失脚した際、財産没収がきっかけで世に知られた作品です。

滑車式の吊下げ機械で《着衣のマハ》の後ろに隠していたのが《裸のマハ》
服を着ていた方は、カモフラージュだったよう…

マハとはスペイン語で「小粋な女(マドリード娘)」という意味。

この2作1対となった作品は当時類を見ないもので、さらに西洋美術で初めての実在する女性ヘアヌード絵画

厳格なカトリック教国だったスペインでは、ヌード表現への規制が厳しく大問題に発展。しかし取り調べを受けたゴヤは、けして何も語らなかったそう…

一般公開されたは1901年。発見から100年近くも経ってからです。

裸のマハ 切手 スペイン ゴヤ
ゴヤ 裸のマハ スペイン切手
ゴヤ 裸のマハ 着衣のマハ プラド美術館
プラド美術館

世界初のヌード付き切手 1930

ゴヤ
《フランシスコ・デ・ゴヤの肖像》
ヴィセンテ・ロペス・イ・ポルターニャ画 1826年 プラド美術館
ゴヤ 自画像
自画像 1815年


フランシスコ・デ・ゴヤ

Francisco Goya
スペイン ロマン主義

1746年3月30日-1828年4月16日

ゴヤはスペイン最大の画家。
40歳代になって、宮廷画家となり地位を得ますが、1792年(46歳)不治の病に侵され聴力を失います。
この作品を含め、ゴヤの代表作といわれるものは、どれも聴力を失った後に描かれた作品。